雨戸がうるさい！騒音トラブルになる前に対策を！4つの方法をご紹介

雨戸は使っているうちに開け閉めがきつくなり、「ギシギシ」「ガラガラ」という音が大きくなってしまうことがあります。これは経年劣化など、さまざまな原因によっておきる現象です。

大きな音が鳴るようになると、近隣住民との騒音トラブルにつながることも少なくありません。また、このような状態で使用をつづけると雨戸の故障にもつながってしまうおそれもあります。

そのようなことにならないためにも、雨戸がうるさいと感じるようになったらしっかりと対策をしなければなりません。そこで今回は、雨戸の音の対策について詳しくご紹介していきます。

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うるさい雨戸対策その１「隙間を埋める」

雨戸がうるさいと感じるようになったら、トラブルを避けるためにも早めに対策をする必要があります。そこで簡単に誰でもできるのが、隙間を埋めることです。この方法は家にあるものを使えば、すぐにできる方法となっています。

音の原因となっている雨戸には隙間が空いています。その雨戸の隙間に緩衝材を入れていくのです。特別な緩衝材が必要なわけではなく、家にあるものを使うか、簡単に入手できるもので代用することができます。

例えば、レジ袋をまるめてくしゃくしゃにしたり、発泡スチロールをつかったり、ダンボールやバスタオルなどで代用することができます。緩衝材を使用するときには、クッション性のあるもので代用することが大切です。

代用品が決まったら、シャッターとガラス戸の間に差し込んでいきます。差し込む場所は必ずガラス戸のサッシの部分です。この部分に、5cmくらいのものを2～3ヶ所挟んでおけば、十分な効果を発揮してくれるかと思います。

しかし、間違えてシャッターとガラスの間に緩衝材を差し込みしないようにしましょう。ここに差し込んでしまうと、シャッターがバタついたときに圧力がかかり、ガラスが割れてしまうおそれがあるので注意が必要です。
　　　　　　　　

うるさい雨戸対策その２「注油」

上記の方法でも雨戸がうるさいと感じたら、次に簡単にできる対策として注油することをおすすめします。できるだけ安く簡単に済ませたい方にはおすすめの方法となっています。

潤滑スプレーなどは、ホームセンターなどで簡単に入手することができます。スプレーは雨戸の上部と下部のレールすべての接触部や戸車という部分にしっかりするようにしましょう。スプレーする前に挟まっているゴミなどは掃除しておきましょう。

また、スプレーするときは、まわりをきちんと養生するか、新聞紙などを敷いておくようにすることも大切です。誤って歩くところにスプレーしてしまうと滑りやすくなるため、けがに繋がってしまうおそれもあります。

うるさい雨戸対策その３「戸袋調整」

雨戸の騒音対策として、次に挙げるのが戸袋調整です。戸袋とは雨戸を収納するために設置されている収納スペースです。

強風が吹くと戸袋の中で雨戸同士がぶることで、ガタガタと雨戸がうるさい音をたてることがあるのです。このようなことが起こるのは、戸袋の上部と収納した雨戸との間に隙間があるからなのです。この隙間をゴムパッキンなどで埋めると、雨戸同士のぶつかりを防ぐことができます。

まずは雨戸を収納して、戸袋上部と雨戸との間にどのくらいの隙間があるか確認することが大切です。その隙間と同じくらいの厚さのゴム板や発砲スチロールなどを使い、戸袋の内側中央に貼り付けると隙間を埋めることができます。

うるさい雨戸対策その４「電動化」

騒音トラブルを避けるために、より便利な雨戸の電動化を考えている方も少なくありません。
その中でもシャッタータイプは人気があり、導入している方も多いかと思います。雨戸が蛇腹式になっており、大きな戸袋などが不要となるので、騒音も少なく時間を問わず開閉することが可能となっています。また電動であれば、スイッチ一つで操作ができるので窓を閉めたままの操作をすることもできます。

便利な電動シャッターですが、どうしても初期費用はかかってしまいがちです。しかし、トータルの利便性や防犯面を考えると、電動シャッターの方が安く済むかもしれません。高性能なものであればあるほど費用は高くなります。その分、非常に利便性の高い雨戸になります。
費用を抑えたいのなら、あまり開閉させない雨戸などは手動にして、音が気になるところは、電動にしてみたりと雨戸を使いわけるといいかもしれません。
　　　　　　　　

まとめ

雨戸がうるさいと感じるようであれば、自分の家だけでなくご近所にも聞こえているかもしれません。現代社会では、たとえ一戸建てであっても密集しているため、騒音トラブルになりやすく、特に雨戸は音が気になる方が多いため、電動シャッターにする方が増えています。

電動は利便性も高く、高性能の商品も多く、非常に人気です。しかし、いくら電動にしたからと言っても故障や寿命はつきものです。もし、不具合を感じるようであれば、業者に相談することおすすめします。もしかしたら、家にあったシャッターを提案してくれるかもしれません。

雨戸修理を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「雨戸修理」をご覧ください。