イルミネーションの電源コードやイベントなど常時電気を使わなければならないときにどんなコンセントを使いますか?「普通のコンセントじゃない?」「コンセントに種類なんかあるの?」そんな疑問を持たれる方がいらっしゃると思います。
「どこにも動かす予定がない、電源差しっぱなし」そんな時はツイストロックコンセントを使いましょう。ツイストロックコンセントを使用すると差しっぱなしで起こるコンセントトラブルが減ります。
この記事ではそんなツイストロックコンセントに関することをご紹介していきます。
目次
コンセントが抜けない原因について
コンセントを抜こうと思ったのになかなか抜けなくて困ったという経験はありませんか?
コンセントが抜けない原因のひとつとしてコンセントの種類がツイストロックコンセントであることに気付かなかったという場合があります。
ツイストロックコンセントは簡単にいうとコンセントからコードが外れないようにロックする機能があるのでまずは普通のコンセントかどうかを確かめましょう。
ツイストロックコンセントには正しい抜き方があります。抜き差し方法などの基本的な扱い方について以下の章でみていきましょう。
ツイストロックコンセントとは
ツイストロックコンセントは別名抜け止めコンセントといいます。
特徴としてコンセント接続部分にプラグを差し込み時計回りに回すとロックされてコンセントが外れない仕様になります。反対に反時計回りに回すとロックが解除されてコンセントから電源プラグを外すことができます。
プラグの脱落防止機構を備えたコンセントであまり抜き差しを行わない所、電源をなかなか落とせない所で使われることが多いです。
ツイストロックコンセントの仕組み
ツイストロックコンセントは普通のコンセントと同じで使い方注意点を知らないと大変なトラブルを引き起こす可能性が十分にあります。仕組みを知って安全に使用しましょう。
適切な方法で抜き差しを行おう
ツイストロックコンセントは時計回りに回すとロック、反対に回すとロックが解除される仕組みです。一度ロックされたら簡単には抜けない仕組みなので適切な方法で抜き差しする、使い方には十分に気を付けましょう。
コンセントの種類と回転回数には気を付けよう
ツイストロックコンセントは抜き差しをあまり行わない、行えない場所で使用されることが多いコンセントです。その性質から複数回の抜き差しには弱い作りをしています。抜き差しが多い所少ない所でツイストロックコンセントの種類を使い分けるようにしましょう。
またコンセントによって差すことができない電源プラグがあるので注意しましょう。
比較的抜き差しが多い所でつけるツイストロックコンセント
・2種コンセント
・2極接地極付コンセント
この2種類の開閉回数は約5000回前後とされています。
あまり抜き差しを行わない所でつけるツイストロックコンセント
・抜け止め2種コンセント
・抜け止め2極接地極付コンセント
開閉回数は約100回前後とされています。抜き差しには十分に注意しましょう。
ツイストロックコンセント設置の注意
ツイストロックコンセントを設置するときは以下のことに気を付けましょう。
・プラグの多い所では使わない
・必ずロックすること
・無理やり引き抜かないこと
・無理やり差し込まないこと
ツイストロックコンセントを使うときにはロック開閉の向きに気を付けましょう。無理やり引き抜いたり差し込んだりするとコンセントが損傷するだけでなく、発熱からの火災などの原因にもなります。
ツイストロックコンセントはどんな場所で使われているの?
家庭の他にも自動販売機や公衆電話など常時電源を接続しなければならない状態のところに設置されることが多いです。
通常のコンセントを差しっぱなしで使用しているとプラグやコンセントに負荷が掛かりやすくなるだけではなくほこりが積もりやすくなったり、電源プラグが抜けやすくなったりします。特に抜けそうな状態では湿気やホコリがコンセントの穴に入りやすくなりトラッキング現象を引き起こす原因にもなります。
常時電源を接続しなければならない状態のところに抜けにくいツイストロックコンセントを設置することで通常のコンセントを使用するより安全性を高める目的があります。
ツイストロックコンセントでもトラッキング現象に注意
ツイストロックコンセントは常時電源を接続しなければならない状態のところへ電源をつなぐ安全を向上させるために設置します。
ですが完全に危険が無くなるというわけではありません。ツイストロックコンセントでもトラッキング現象が起こり、火災が発生してしまう危険があります。
トラッキング現象とは
コンセントにタップやプラグを長時間差込み、使い続けているとコンセントとプラグの間に徐々にほこりが溜まっていきます。
そこに湿気も加わってしまうとプラグの両極間で火花放電が繰り返されて絶縁状態が悪くなります。これに電気が流れて発熱すると発火の原因になります。この発火をトラッキング現象といいます。
ツイストロックコンセントのトラッキング現象を防ぐには
ツイストロックコンセントを設置したとしてもトラッキング現象に注意しましょう。定期的なコンセントの点検、可能な限りの手入れを行いましょう。
まとめ
ツイストロックコンセントについてご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
抜き差しをあまり行わないときに使うツイストロックコンセント。「抜き差しが少ないときのコンセント使用の安全性を高める」からといって過信してはいけません。
たしかに抜き差しが少ない所で使うときの安全性は高めるかもしれません。
ですが、トラッキング現象が全くおこらない、トラブルが起こらないといった可能性は0%ではありませんので使うときは安全確認を忘れないようにすることも大切です。
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