靴のにおい、10円玉で消臭できるの？そのワケと他の消臭アイテムは？

「靴がくさい…。でも洗えるわけじゃないし…。」と頭を抱えている方もいるのではないでしょうか。そんな方にぜひ！というアイテムを紹介します。
「10円玉で消臭！？」「ほかに家庭内のアイテムで靴のにおいを消すことができるアイテムって何？」と靴のにおいをどうにかしたい方はぜひこの記事を読んで、家庭内にあるアイテムで靴のにおいとおさらばしませんか？

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10円玉は靴の消臭に便利

10円玉は銅でできています。この銅は殺菌効果と雑菌を分解する効果を持っています。そのため、10円玉を消臭のために入れておくと靴のにおいの原因となる雑菌がなくなり、においがなくなります。

靴が臭う理由とは？

靴のにおいは、わたしたちが普段かく汗から発生していると思っている方も多いでしょう。しかし、靴のにおいは私たちがかく汗ではなく、靴の中で増殖するバクテリアとよばれる雑菌の排泄物が原因であるといわれています。さらに靴の中は高温多湿なので雑菌たちが最も繁殖しやすい環境なのです。
汗と足の裏からはがれ落ちた角質のせいでバクテリアが繁殖してしまい、靴の中が臭くなってしまうのです。

10円玉を靴の消臭に使う方法

10円玉1枚だけでは、その10円玉の周辺しか殺菌効果が発揮されないので、靴のにおいを消すためには、片足に少なくても5枚は入れる必要があります。このくらい入れることで靴全体に殺菌効果を行き渡らせることができます。しかし、入れっぱなしにしてしまうと銅のにおいが強くなってしまいます。そうすると、消臭をするどころか、カビの繁殖につながってしまうので、靴を天日干しにするなどして、銅のにおいを消すようにしましょう。

使った10円玉をきれいにする方法

10円玉の成分は、ほとんどが銅でできています。銅は時間がたつにつれてサビて酸化してしまいます。

10円玉のサビを家庭でも手軽に落とす方法として、「酸」が含まれている食材を使うという方法があります。酸につけておくことで銅と結びついていた酸素が水に溶けだし、酸化していないきれいな部分が表に現れるのです。

例えば家庭内にある食材の中では、ケチャップ、マヨネーズ、ウスターソース、レモン、梅干しなどに酸がふくまれています。10円玉にこれらをかけて置いておくとピカピカになるのです。

10円玉を軽く洗った後は、濡れたままではまたサビてしまうので水気をふき取って乾かしましょう。

靴の消臭に効果がある意外なもの

上記まで読んで、「靴を洗うわけにはいかないし、毎回効果があまり強くない10円玉で消臭することができるのかしら……。」と思うことでしょう。ここでは、10円玉以外にも「あのアイテムでも靴の消臭できるの！？」というアイテムを紹介します。

重曹
ひとつ目は重曹です。これは消臭作用のほか、吸湿作用もあるので、靴の中の湿気も取り払ってくれるのです。使い方も簡単で、あらかじめ靴下やストッキングの中に重曹を100ｇほど入れて、それを重曹がこぼれないように縛ってそれを靴の中に入れてしまえばOKです。ただし、永久に効果が続くわけではないので、2～3か月使ったら新しいものに交換して使うようにしましょう。

乾燥剤
お菓子などに入っている乾燥剤を靴の中に入れて一晩おくだけです。乾燥剤は10円玉や重曹とは違ってにおいを消してくれるわけではありませんが、靴が臭くなってしまう原因である湿気を取り除くことができます。

焦げたパン
なんと焦げてしまったパンも消臭に一役買ってくれます。使い方は、焦げたパンを適当な大きさに切って靴の中に入れておくだけです。すると、焦げている部分が活性炭と同じく消臭効果を持っているため、においを消してくれるのです。もしも古くなってしまった、焦がしてしまったパンがあったら、処分せずに消臭剤の代用にしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

靴の消臭アイテムについて10円玉などの身近なものを紹介しました。
10円玉が消臭に役立つのは、銅が持つ消臭効果のおかげなのです。そして靴の悪臭の原因は私たちの汗ではなく靴の中の湿気とそれを好むバクテリアの増殖ということがわかりました。10円玉以外にも私たちの身近なアイテムで靴から放たれる悪臭を消すことができます。
靴のにおいに悩まされている方は、ぜひ上記のアイテムを活用してみてはいかがでしょうか。
しかし、臭いが全体にしみついて取れなくなってしまったときは消臭・脱臭のプロに相談しているのもひとつの手なのではないでしょうか？

消臭・脱臭を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「消臭・脱臭」をご覧ください。