鳩は冬になるとどこへ行く?厳しい冬を乗り越える鳩の姿を追う

2021.4.30

鳩は冬になるとどこへ行く?厳しい冬を乗り越える鳩の姿を追う

鳩は公園など、いろいろな場所で見かける身近な生き物です。餌をあげたという方も多いのではないでしょうか。そんな鳩も冬になると、あまり見かけなくなります。普段、ベランダに鳩がよく来ていたという家庭でも、冬のうちはあまり鳩が来なくなったと、安心しているのではないでしょうか。

冬場、鳩はいったいどこで何をしているのでしょう。鳩は暖かくなるとまた、よく人前に現れるようになります。その前にしっかりと鳩対策の準備をしておく必要があります。

今回は冬場の鳩が何をしているのか、そして、暖かくなる前にできる、鳩対策についてご紹介します。

鳩は冬の間どこにいる?

暖かい時期は公園や商店街などいろいろな場所で見かける鳩ですが、寒くなってくると鳩を見かけることは減ってきますよね。鳩は冬の間どこでどのように過ごしているのでしょう。

鳩やスズメなどの鳥類は、冬の間同じ場所にとどまるか、暖かい土地へ移動します。冬の間は冬眠する生き物も多いですが、鳥類のほとんどは冬眠しません。

鳩の場合、渡り鳥ではないので、暖かい土地へ移動するのではなく、同じ場所にとどまり冬を過ごします。街でよく見かける『ドバト』という鳩は祖先であるカワラバト同様、乾いた硬質な場所を好みます。そのためコンクリート建造物などの多い都会が暮らしやすいようです。

冬場は鳩を見かけることは減ってきますが、人前に現れることが減っただけで、建物の屋根裏や、駅の構内、高架下などに巣を作って過ごしています。そのため鳩がいなくなったと、安心していても、暖かくなるとまた、すぐに現れることがあります。
      鳩は冬の間どこにいる?

冬の鳩が丸っこい理由

スズメや鳩などは冬になると夏場よりもふっくらと丸っこくなります。なぜ、夏場に比べて丸っこくなるのでしょうか。

冬になると、寒さをしのぐため人間であればニットやコートなど暖かい服を着込みますよね。鳩の場合は服を着ることはありませんが、代わりに太ることで寒さ対策をしています。太ると言っても脂肪を蓄えているわけではなく、羽の中に空気をため込んでいます。羽毛布団をまとっていると考えるとわかりやすいでしょう。

羽に空気をため込むと、空気が熱の伝導を防ぎ、体温が逃げにくくなります。保温性は羊毛や繊維よりも優れており、また外部の冷たい空気が伝わるのも防いでいるためとても暖かいそうです。
      冬の鳩が丸っこい理由

繁殖期を迎える前に鳩対策を!

鳩は冬の間は建物の屋根裏などでじっとして過ごしています。しかし暖かくなってくると活動も活発になります。他の鳥と同様に春は最も旺盛な繁殖期です。そのため、そのままにしておくと個体数は急激に増加します。

平和の象徴とされる鳩ですが、住み着くと糞や鳴き声、臭いなどに悩まされることになります。繁殖期を迎える前に対策をしなければいけません。とはいえ、鳩は「鳥獣保護管理法」で守られており、捕まえたり傷つけたりことはできません。ではどうやって対策すればいいのでしょう。

鳩対策の方法

春になり、鳩がベランダにやってきて巣をつくることを防ぐためには、鳩を寄せ付けないようにしなければいけません。

鳩はまず、ベランダが見える反対側の建物や電線などに止まって、様子をうかがっています。その後、安全かどうか確認しに近くへやってきます。その時にベランダの手すりの部分に止まります。安全とわかると、ベランダに巣を作ったり、寝床として住み着いたりしてしまいます。

そのため、鳩を住み着かせないためにはベランダに止まらせないようにしなければいけません。

ベランダに鳩を止まらせないためには、「テグスを張る」「防鳥ワイヤーを設置する」「忌避材を塗る」ということが有効です。

鳩除けといえば、防鳥ネットを張っている方も多いと思いますが、中途半端に防鳥ネットを張るとネットの隙間から鳩が入り込んでしまいます。防鳥ネットのおかげで天敵から狙われるおそれがないため、逆に鳩にとっては過ごしやすい場所となってしまいます。防鳥ネットを張る際は、鳩が侵入できないように、隙間なく貼りましょう。

ベランダをこまめに清掃することも鳩に巣をつくらせないためには重要です。鳩が巣をつくるための材料となる小枝などはすぐに撤去し、ベランダになるべくものを置かないようにしましょう。
      繁殖期を迎える前に鳩対策を!

まとめ

鳩は冬の間、建物の屋根裏や、高架下など、人間には見つかりにくい場所にとどまっているため、見かけることは少なくなります。しかし、暖かくなってくると、活発になり、繁殖のために巣作りを始めます。

暖かくなりベランダなどに鳩が住み着かないようにするためには、早めに鳩対策を行いましょう。

鳩が住み着いてしまうとなかなか出て行ってくれません。その間大量の糞に悩まされることになってしまいます。鳩のすみやすい環境を作らないように心がけることが重要です。

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