クマネズミは、殺鼠剤や粘着シート、忌避グッズを併用して駆除するのが有効です。クマネズミは、ほかのネズミとは違って警戒心が強く、ひとつの方法だけで駆除するのは難しいため、さまざまな方法を用いて駆除する必要があるのです。
この記事では、クマネズミの駆除に役立つ特徴や、駆除方法、駆除に役立つおすすめアイテムをご紹介します。この記事を読んで、正しい駆除方法を理解しましょう。
目次
クマネズミの見た目や生態を知って効率的に駆除しよう!
家の中に現れるネズミはクマネズミ、ドブネズミ、ハツカネズミの3種類ですが、中でも最も被害が多いといわれているのがクマネズミです。
ネズミは種類を特定して生態を知ることで、効率的に駆除することができます。ここでは、最も被害の多いクマネズミの見た目や生態についてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
クマネズミの見た目
クマネズミの体長は約15~22cmで、見た目はほかのネズミと比較するとやや耳と目が大きく、しっぽが長いのが特徴です。体色は灰褐色や茶色で、腹部の毛の色は灰褐色や白色になっています。
ドブネズミやハツカネズミと見分ける際は、体長や体の形を確認するとよいでしょう。ドブネズミやハツカネズミの特徴も以下にまとめましたので、ネズミの種類の特定にお役立てください。
ドブネズミ
体長:18~23cm
体の特徴:太い胴体で、鼻が丸くてしっぽが短い
ハツカネズミ
体長:7~9cm
体の特徴:胴体が小柄でしっぽが短い
もし、ここまで記事を読んで、ご家庭に現れたネズミがドブネズミやハツカネズミの可能性が高い場合は、ドブネズミ駆除やハツカネズミ駆除の方法について把握しておきましょう。
クマネズミの基本的な生態
クマネズミの基本的な生態について、以下にまとめました。
身体能力
クマネズミは運動能力が高いネズミです。住処を天井裏にしてしまうくらい高い所を上ることが得意とされていて、1~2メートルほどジャンプする脚力もあります。壁や配管を移動するので、綱渡りが得意なのも特徴のひとつです。
移動範囲
クマネズミは垂直に移動することも得意なネズミです。行動範囲が広くとてもすばしっこいうえに高所を移動することもあるので、見かけても捕らえることが難しいといわれています。
性格
クマネズミは警戒心が強く臆病な性格です。先述した移動範囲の広さも相まってプロでも駆除に時間がかかる場合があります。
侵入時期
クマネズミは寒さに弱く冬場に家の中に侵入してくる傾向があるので、真冬となる1月~2月頃は侵入対策をおこなう必要があります。
住処
クマネズミは歯が丈夫でさまざまなものをかじるので、家の中に簡単に侵入することが可能です。とくに古くなっている家などの柔らかい壁は、この歯の餌食になりやすく、あっという間に侵入されてしまいます。
クマネズミは屋根裏などの高所を好みますが、壁と柱の間にも巣を作るので、一軒家ではない高層ビルでさえもクマネズミにとっては立派な住処となるのです。
繁殖能力
クマネズミは一度に5~6匹ほど子供を産むことができます。寿命は3年ほどですが、約12週間で成熟するため、すぐに子供が埋める状態になります。放っておくとどんどん繁殖を繰り返してしまうので、早めの駆除が必要です。
食性
クマネズミは非常に食欲旺盛です。もとは果実や昆虫などを好む動物ですが、住居に侵入するクマネズミは人間が口にする、穀物やチーズなども食べます。さらに、雑食性のため空腹時には石けんなど食べもの以外も口にすることがあるそうです。
スーパーラットに注意!
クマネズミを駆除するうえで知っておきたいのが、近年スーパーラットと呼ばれるネズミが増えているということです。スーパーラットは、クマネズミが進化したネズミだといわれていて、以下のような特徴を持っています。
- 従来の殺鼠剤が効きにくい
- 運動能力が高い
- 高い知能を持っている
このような特徴を持つことから、ご自宅に現れたネズミがスーパーラットであればご自身での駆除は難しいでしょう。
スーパーラットではないネズミであれば自分でも駆除できる可能性はありますが、ネズミを見てスーパーラットかどうかを見分けるのは困難です。そのため、ネズミを確実に退治するためには、業者に依頼するのが一番です。業者に依頼すれば、ネズミ駆除のノウハウがあるスタッフに適切な駆除をおこなってもらうことができるでしょう。
弊社ではネズミ駆除をおこなう業者をご紹介しています。予定や駆除費用などを考慮して適した業者を手配しますので、業者依頼を検討した方はぜひ一度ご相談ください。
【駆除方法1】殺鼠剤を使う
ここからは、「クマネズミを自分で駆除したい」という方のために、クマネズミの駆除方法をご紹介していきます。
ただし、冒頭でお伝えしたとおり、警戒心の強いクマネズミは駆除が難しいため、ひとつの方法で完全に駆除するのは難しいといわれています。駆除の際は、複数の方法を試してみるとよいでしょう。
クマネズミを駆除するうえで、最も効果的だといわれているのが殺鼠剤の使用です。殺鼠剤は、ネズミに食べさせて駆除するアイテムのことです。殺鼠剤の使用方法は置くだけとシンプルですが、設置する場所によっては効果が得られないおそれがあります。
そのため、正しい設置場所を知っておく必要があるのです。殺鼠剤の設置方法については、以下から見ていきましょう。
設置する場所
殺鼠剤を設置するのは、”餌場”が基本だといわれています。ネズミの餌場となっている場所には、以下のような特徴があるといわれています。
- 食材が置かれている場所
- 物がかじられた痕跡がある場所
- ネズミが頻繁に現れる場所
殺鼠剤をこのような場所に多く置いておけば、駆除できる可能性が高まるでしょう。もし設置から1週間経過しても被害が収まらない場合は、設置場所を変更してみてください。
殺鼠剤を使用するときの注意点
殺虫剤のネズミ版でもある殺鼠剤は、とても強力でクマネズミの駆除にも効果的なものです。しかし、殺鼠剤にはワルファリンという成分が使用されているものが多く、使うときには注意が必要です。
じつはワルファリンは、血栓をふさぐ薬としても使われています。そのため、薬ではなくとも口にした場合、血栓が塞がれてしまうかもしれません。小さな子供がいるご家庭は、殺鼠剤を必ず手の届かない場所に保管しておきましょう。
また、キッチンなどで使用した場合、ネズミが移動する中でワルファリンを食べものに付着させ、知らずに口にしてしまう危険性があるのです。このようなリスクを回避したい場合は、キッチンでのネズミ対策には別のアイテムを使用することをおすすめします。
おすすめの殺鼠剤3選
おすすめの殺鼠剤を、以下にまとめました。
- 業者も使用する”リン化亜鉛剤”を使用
- 少量でも致死効果を発揮する
- ネズミが好む誘引剤を配合しているので、より確実に駆除ができる
- 一口食べれば駆除効果を発揮する有効成分”ジフェアロール”を使用
- スーパーラットにも効果を現す
- 濡れた場所にも置ける防水トレー付き
- 即効性があり、食べると3~5時間後に効果を現す
- 万が一殺鼠剤を食べたネズミをほかの動物が食べても、中毒などの影響が出にくい
- 袋ごと置けるため薬剤に直接触れなくて済み、衛生的
【駆除方法2】粘着シートを使う
粘着シートは、粘着力によってネズミを捕獲するシートのことです。一枚1,000円以下で購入できるものも多く、使用方法も置くだけでよいため手軽に取り入れられるといえるでしょう。粘着シートは、以下からご紹介する場所に設置するとよいでしょう。
設置する場所
粘着シートを設置するのは、クマネズミの行動経路に置くのが効果的です。クマネズミの行動経路となる場所を見極めるには、ラットサインを探すのが有効です。ラットサインとは、ネズミが残した痕跡のことで、壁や柱などに付いた足跡や汚れ、糞などを指します。クマネズミのラットサインを、以下にまとめました。
・糞
クマネズミの糞は約7mmです。動きながら糞をするので、バラバラと散っていて細長い形をしているのが特徴です。
・足跡や汚れの付いている場所
生態でもご紹介したように、クマネズミは垂直移動が可能で屋根裏などの高所を好みます。高い場所に足跡や汚れが残っている場合は、クマネズミが潜んでいる可能性が高いでしょう。
ネズミは壁沿いを歩く習性があるので、そこを中心にラットサインがないか探してみるとよいでしょう。
粘着シートを使用するときの注意点
クマネズミは警戒心が強いため、いきなり粘着シートの上を通ろうとはしないといわれています。粘着シートを置くときには、その上を避けて通れないほど広い範囲に隙間なく敷き詰めるのがよいでしょう。
また、ネズミの警戒心を解くためには、最初にシートの粘着部分を下に向けて置くのもよいといわれています。最初に粘着部分を下に向けておくことで、粘着シートが危険ではないとわからせることができるのです。ネズミがシートの上を通り始めたら粘着部分を表に向ければ、捕獲できる可能性が高まるでしょう。
おすすめの粘着シート3選
ここからは、おすすめの粘着シートをご紹介します。
- シートの端(粘着剤が塗られていない部分)をネズミが歩いて逃げないよう、シートの端を切り取ることができる
- 折り曲げられるので狭い隙間にも置くことができる
- 捕獲できなかった場合は繰り返し使うことができる(汚れや破損がひどくない場合)
- 毒性のある成分を含まない
- 耐水紙が使われていて、キッチンや洗面所などの水に濡れやすい場所でも使える
- シートの角が丸くカットされているので、廃棄するときにゴミ袋が破れる心配がない
- 耐熱性に優れているため、暑い季節などでも使える
- ネズミを離さない強力な粘着剤を使用している
- ネズミ以外の害虫(ゴキブリやムカデ)も一緒に捕獲できる
【駆除方法3】忌避グッズを使う
クマネズミの駆除には、忌避グッズを使用するのも効果的です。忌避グッズには、ネズミを追い出す効果があるため、駆除の際にネズミを見なくても済むのです。忌避グッズは、以下のようなものがあります。
超音波:ネズミが嫌がる超音波を発信することで追い出す
LED:ネズミが苦手な光を発することで追い出す
「ネズミを捕獲して処分するのが嫌だ」「なるべく見たくない」という方は、検討してみてもよいかもしれません。
設置する場所
忌避グッズは、ネズミの行動経路や巣がある場所に置くのがおすすめです。ネズミの行動経路は、先ほどもお伝えしたとおりラットサインから見極めるとよいでしょう。クマネズミの巣が作られやすい場所は、以下のとおりです。
- 屋根裏や天井裏などの高所
- 押入れや天袋
- 壁
なお、燻煙剤の場合は比較的広範囲に成分をいきわたらせることができるため、ネズミの巣や行動経路を細かく把握していなくても効果を発揮できる可能性が高いでしょう。忌避グッズを検討している方で、「ネズミの行動経路や巣がどこかがわからない」という方がいれば、燻煙剤を使うことをおすすめします。
また、忌避グッズは侵入口に置いてしまうと、ネズミが外へ出られず、追い出すことができません。そのため、侵入口には置かないようにしましょう。ネズミの侵入口については、次の章でご説明します。
忌避グッズを使用するときの注意点
超音波は、人体には影響が少ないものの、ハムスターなどのげっ歯類はストレスを感じるといわれています。もしげっ歯類をペットで買っている方は、使用を控えたほうがよいかもしれません。また、燻煙剤を使用するときには、火災報知機がならないようにカバーをしたり、家具や家電に煙がかからないようにシートをかぶせたりといった下準備が必要です。
さらに、忌避グッズの使用を続けていると、ネズミが慣れて戻ってきてしまうおそれがあります。そのため、忌避グッズでネズミを追い出すことができたら、できるだけ早く侵入口をふさぐことが大切です。侵入口のふさぎ方については、次の章でご紹介するのでそちらを参考になさってください。
おすすめの忌避グッズ3選
おすすめの忌避グッズを、以下にまとめました。
燻煙剤でおすすめのアイテム
- 8畳の広さまで煙がいきわたる
- 水で成分を拡散させるので安全性が高い
- 人体には影響がない天然ハーブを利用して追い出す
LEDでおすすめのアイテム
【ラットアタックⅡ】
- LEDライトが点滅するだけではなく、本体下部に取り付けられた2つのアームがステンレスプレートをたたき、光・音・動きの3つの要素でネズミを威嚇
- 電池式なので、コンセントがない場所でも使用可能
- 置くだけで駆除できるので、下準備がいらない
超音波でおすすめのアイテム
【LECDDL 害虫駆除器 ネズミ撃退器 超音波式 虫除け器】
- 4種類の音波と電磁波を自動に切り替えて発信し、クマネズミに不快感を覚えさせる
- 定期的に周波数が変わり、ネズミが慣れることを防ぐ
- ネズミのほかにゴキブリやハエ、クモなどの害虫も追い出す
駆除後は侵入口をふさごう
たとえ駆除が成功しても、侵入口が開いていればその後ネズミが再び侵入してくるおそれがあります。ネズミ被害を再発させないために徹底的な対策をおこないましょう。
クマネズミの侵入経路
先述した特徴からもわかるように、クマネズミはほかのネズミより身軽なため、比較的高所から侵入してくる習性があります。
たとえば、雨どいをよじ登ったり時には電柱と電線をつたったりして、2階や屋根瓦の隙間から侵入することがあるそうです。ほかにも、外壁に割れ目がある場合はその隙間やエアコンの室外機、換気扇などもクマネズミの侵入口になります。
もしも隙間を見つけたら、防鼠金網というグッズなどを使って見つけた隙間をふさぐ必要があります。自分でおこなう場合は通販サイトなどで防鼠金網を購入して設置することもできますが、わずかな隙間も残さないよう取り付けなくてはなりません。難しいと思う場合はプロに依頼する方法もあるので検討してみましょう。
侵入口はラットサインを探して見つけよう
先ほどもお伝えしたように、ネズミは通った場所にラットサインを残すことがあります。もしラットサインとなる糞や足跡、汚れを見つけたら、その近くに侵入口となる隙間があるおそれがあるので、確認してみるとよいかもしれません。
ネズミ駆除にかかる時間
クマネズミの駆除は、クマネズミが住み着いてしまった建物調査をしっかりとおこない、罠をしかけたり侵入口である穴をふさいだりする対策を練っていくため時間がかかります。詳しい時間は状況によって変わりますが、業者に依頼した場合でも、駆除完了には1~3か月程度(3~4回の作業)かかるといわれています。
とくに、初回は3~4時間程度と作業時間が長くなってしまいます。また、最初のクマネズミ駆除をおこなった後、2週間前後の期間をあけてから再度駆除をおこないます。2回目以降の駆除作業は1時間ほどで済む場合が多いでしょう。
ただし、自分でおこなう場合は、作業に慣れている業者がおこなうよりも時間を要してしまうことがほとんどでしょう。また、クマネズミが警戒心を抱いた場合などは駆除が難しくなるので、時間が長くなることもあるかもしれません。そのため、いかに駆除作業をおこなう際はクマネズミに警戒心を抱かせないかが重要となってくるのです。
ネズミの駆除をしないことで起こる被害
ここまで記事を読んで、「ネズミの駆除を自分でおこなうのは大変そうだし、放置してもいいかな」と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、ネズミの駆除をしないと、以下のような被害が起こる危険性があります。
ウィルスや病原菌の増殖
クマネズミは外からやってきて天井裏や柱の中を使って移動するため、その過程で以下のような病原菌を拾い抱えている場合があります。
サルモネラ菌
感染の元はクマネズミの排泄物で、嘔吐や下痢・高熱・胃腸障害を引き起こすおそれがある厄介な病原菌です。最悪の場合、身体の衰弱から死に至る危険性もあります。
ペスト菌
本来ペスト菌はクマネズミ間で流行する病気です。しかし、ノミがペスト菌を抱えたクマネズミの血を吸ったことによって、その血がノミの体内に入ります。そのノミが人の吸血をしてしまうと人に感染してしまうのです。さらに、ペスト菌に感染した血が人の体内に入ると、人から人へ血痰によって感染していきます。
レプトスピラ菌
ネズミの排泄物が水や土に入り込むことで感染します。感染は人のみならず、家畜及びペットにも及びます。そのため、この病気にかかった動物はすぐに死んでしまうのです。
病原菌が認められると、頭痛や発熱のような風邪に似た症状が起こります。しかし、それだけでは収まらず、その後多臓器の機能が著しく低下していくといわれているのです。クマネズミが媒介する病原菌は恐ろしいものなので、駆除する際は扱いには十分気をつける必要があります。
かじられ被害
ネズミ全般にいえることですが、前歯が生涯伸び続けるため歯を固いもので削るという特性があります。そのため、クマネズミは家の中にある、ありとあらゆるものにかじりつくのです。家財が傷ついてしまうことはもちろん、電気コードなども構わずかじるため、漏電や感電、それにともなう火災の危険性があることも覚えておきましょう。
糞尿被害
家にクマネズミなどの害獣に住みつかれると、大量の糞や尿が屋根裏などに散乱するおそれがあります。悪臭を放つうえに家が汚染されてしまいますし、先述のように糞を介して病原菌に感染する危険性があるので、早めの処理が必要になるでしょう。
糞が乾燥すると空気中に菌がただよいます。マスクや手袋などできちんと保護してから糞に近づくようにしましょう。クマネズミの被害は、家や家財だけではなく健康面や衛生面においても非常に悪影響を及ぼします。「足音が聞こえるくらいなら……」と油断せず、早めの駆除を心がけましょう。
ネズミ駆除はプロに任せるのも手段のひとつ
「ネズミを自分で駆除するのは大変そうだ」「ネズミの駆除方法を試したけど効果がない」と思ったら、プロである業者に依頼するのがおすすめです。業者に依頼すれば、スムーズに駆除してくれるので、ネズミ被害を早く止めることができるでしょう。
また、業者によっては、再発防止までしっかりとおこなってくれます。そのため、再びネズミに悩まされる心配もいらないのです。ただ、「業者に任せると高額な費用がかかりそう……」と思われる方もいらっしゃるでしょう。そこで、以下から業者に依頼した場合の費用についてご紹介します。
業者に依頼したときの費用は?
ネズミ駆除を業者に依頼したときの費用相場は、3万7千円程度(2020年7月時点、ネズミ駆除業者5社のホームページに書かれている料金の平均値を算出したもの)です。
ただし、ネズミ駆除をおこなう面積によって費用が変動することがあります。また、警戒心が強く、駆除が難しいクマネズミでは、駆除費用が高くなる場合もあります。より正確な費用を知りたい方は、一度業者から見積りを取ってみるとよいでしょう。
まとめ
クマネズミは、その身軽な体をいかして家のありとあらゆるところから侵入してこようとします。とくに侵入されやすい時期は1~2月の真冬頃のため、家の外壁などに隙間がないか隅々までチェックしておきましょう。
もしもクマネズミに天井裏や外壁に侵入されてしまったら、早めに駆除しなければなりません。クマネズミを駆除する際は、毒餌を使った方法、アイテムを使って追い出す方法、トラップを使って捕獲する方法といったさまざまな駆除方法を併用しておこなうとよいでしょう。
しかし、ネズミの生態などに詳しくない方が確実に駆除することは難しいものです。いずれもあまり効果が感じられないようでしたら、業者に依頼してみてはいかがでしょうか。
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